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昔と今で大違い!生理用品の大きな進化

昔と今で大違い!生理用品の大きな進化

女性の体と共に歩んできた「生理」。その歴史をたどると、実は社会や暮らしの変化と密接に結びついていることがわかります。かつては身近な布や紙で工夫しながらやり過ごすしかなかった生理が、いまや快適に過ごすための多様なアイテムで支えられるようになりました。生理用品の進化は、単なるモノの変化ではなく、女性の生き方や社会参加を後押しする大きな力でもあったのです。

本コラムでは、布や紙の時代から使い捨てナプキンの普及、そして現代のサニタリースパッツまで、生理用品の大きな進化を振り返りながら、いま私たちが当たり前に享受している便利さについて考えていきます。

 

今の便利さが当たり前じゃない

コンビニやドラッグストアに行けば、吸収力やサイズ、素材、デザインの異なるナプキンやタンポン、さらには月経カップなど、実に多様な生理用品が並んでいます。多くの女性がその日の予定や体調に合わせて、自分に合った生理用品を選べる環境が整っているのは、現代ならではの便利さといえるでしょう。

しかし、この「当たり前」はほんの数十年前まで存在しませんでした。かつて女性たちは、布や紙を用いて工夫しながら経血を処理し、不安や不快感を抱えながら生理期間を過ごしていたのです。生理用品の歴史は、女性の暮らし方や社会進出と深く結びつきながら大きく進化してきました。

 

 

【第1段階】生理用品がなく、身近な布や紙でなんとかした時代

生理の血は古い布で受け止めた

使い捨ての生理用品が存在しなかった時代、多くの女性は身近な素材を利用して経血を処理していました。日本では、着古した着物を細かく裂き、それを洗って繰り返し使用することが一般的でした。農村部では、紙を重ねたり、藁やおがくずを布袋に詰めて使ったりした記録も残っています。
こうした方法は、経血を「受け止める」ことが目的であり、快適さや衛生面に配慮されたものではありませんでした。そのため、女性たちは常に不安・不快感と隣り合わせで生理を過ごしていたのです。

懸念点:モレ、洗濯の難しさ、不衛生

布や紙には十分な吸収力がないため、動くたびに経血が衣類に染み出しやすく、モレは日常茶飯事でした。また、繰り返し使うためには洗濯が欠かせませんが、血液は落ちにくく、天候が悪いと乾きも遅くなります。生理中の女性にとっては大きな負担となっていました。
さらに、衛生的な問題も深刻でした。十分に乾かせなかった布を使い続けると、雑菌が繁殖して感染症やかぶれを引き起こす危険性がありました。生理の悩みは声を上げにくい社会的背景もあり、女性たちはただ耐えるしかなかったのです。

 

 

【第2段階】ナプキンが登場した時代

昭和に使い捨てナプキンが登場して大進歩

日本で本格的に使い捨てナプキンが普及したのは、昭和30年代以降のことです。戦後の経済成長とともに紙製品の技術が発展し、吸収性を備えたナプキンが誕生しました。
「洗う手間がなくなった」「外出先でも安心できる」といったメリットは計り知れず、それまで制約の多かった生理期間を大きく改善しました。女性が学校や職場で活動する上で、この使い捨てナプキンの登場はまさに革命的だったといえるでしょう。

懸念点:ナプキンのズレや横モレ

ただし、初期のナプキンは厚みがあり、ごわごわした着け心地でした。粘着テープも羽根もないため、動くと位置がずれてしまい、横モレの心配はつきまといました。また通気性が悪く、ムレやかぶれを感じる人も少なくありませんでした。

 

 

【第3段階】生理と向き合う時間が増え、フェムテックが進化した時代

生理の回数増加がもたらした「快適に過ごそう」という意識の高まり

これまで生理は「我慢するもの」と捉えられていました。
しかし今、少子化が進んだことで、妊娠・出産で生理がなくなることが減り、人生の中で生理と向き合う時間が増えています。
こうした背景から、生理は「我慢するもの」から「快適に過ごすべきもの」へと意識が変化していったと言われています。その結果、生理を快適にする様々なフェムテックアイテムが登場しました。
これらのアイテムは「生理中でも普段通りに過ごしたい」という女性のニーズに応えるものであり、同時に社会の生理に対する理解を少しずつ変えていく役割も果たしました。

 

フェムテックアイテム例:アンジェライトのサニタリースパッツ

フェムテックアイテムの具体例が、アンジェライトのサニタリースパッツです。
これは、ナプキンをつけたショーツの上から履くことで、生理期間の最大の悩みである「モレ」を根本から解決すると同時に「ムレ」も解消する機能性ウェアです。アンジェライトは最新の技術を駆使して、従来の生理用品では実現できなかった「安心」と「快適」を両立させています。

モレない!フィット感のある防水素材

生理期間中、特に夜や運動時、モレの不安は常につきまといます。ナプキンだけでは防ぎきれない横モレや伝いモレは、本当にストレスですよね。
アンジェライトは、この最大の不安を解消するために、防水性能に徹底的にこだわっています。
まず、防水素材には全天候型ウェアにも使われる「DiAPLEX(ディアプレックス)」という高機能素材を採用。生地に一切穴のない特殊な膜(メンブレン)を使用しているため、経血のモレを完全にシャットアウトします。
さらに重要なのがフィット感です。どんなに防水性が高くても、下着と肌の間に隙間ができれば、そこから経血は漏れてしまいます。アンジェライトはシームレス加工を施すことで、肌にぴったりと密着。体とショーツの隙間をなくすことで、モレの不安を限りなくゼロに近づけています。

ムレない!湿気を外に逃がす素材

モレと並んで生理期間の大きな悩みとなるのが、ムレとかぶれです。防水性の高い下着は湿気がこもりやすく、デリケートゾーンの不快感や肌トラブルの原因になりがちでした。
しかし、アンジェライトに使われているのは、単なる防水素材ではありません。
この素材には、気温や体温に合わせて透湿性(湿気を外に逃がす機能)が変わる「環境温度適応機能」が備わっています。
具体的には、下着内の温度や湿度が上がると、生地が熱や水蒸気を外に逃がすように機能するため、ムレません。逆に寒いときは保温機能が働き、お腹周りを温めてくれます。
このように、アンジェライトはモレとムレを防ぎ、生理期間をより快適に過ごすお手伝いをします。

 

生理の不安は我慢しなくて良い時代に

生理用品の進化を振り返ると、そこには「女性が社会で生きやすくなるための工夫」が詰まっています。布や紙でなんとかしていた時代から、使い捨てナプキンの普及、そしてフェムテックへと変遷を遂げてきました。
今は、生理を「不快なもの」とただ耐えるのではなく、「自分に合った方法で快適に過ごすもの」として向き合える時代になりました。これからもフェムテックの進化とともに、生理用品はさらに進化し、女性の生活を支える存在であり続けるでしょう。

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