生理とつらい冷えの関係|冷える理由と対策を紹介!

生理とつらい冷えの関係|冷える理由と対策を紹介!

生理前や生理中の冷え、辛いですよね。
生理時に身体が冷えてしまうと、生理痛や頭痛など体調を悪化させる原因にもなってしまいます。しかし、なぜ生理が近づくと身体が冷えるのでしょうか?その理由と、冷えを改善する方法をご紹介します!

 

 

 生理と冷えの関係とは?

なぜ生理が来ると、身体が冷えやすくなるのでしょうか。
生理前と生理中に分けて、その理由を紐解いていきましょう。
 

1.生理前に冷える理由

生理前の2週間は「高温期」と呼ばれ、1か月の中でも体温が高くなる時期です。生理中~排卵前の「低体温」よりも0.30.5度ほど基礎代謝が高くなる為、体温の変化から悪寒を感じる人が多いです。

 

 2.生理中に冷える理由

生理では子宮内膜が剥がれ落ちるのと同時に、基礎体温も下がるため、冷えを感じるようになります。
また生理中には、通常時と比較して血管が収縮しやすくなる人もいます。このことが理由で、末梢血管が収縮して皮膚表面の体温が低下し、寒さを感じやすくなるのです。
 
更に、体が冷えて体温が下がると血流が悪くなり、血液の粘度が増してしまい、血液が体外へ排出される際に生理痛が生じやすくなります。

 

  生理通と冷えの関係

 

生理中、子宮内膜を体外に排出する過程で、「プロスタグランジン」と呼ばれる物質が増加します。この物質が子宮の収縮や炎症を引き起こす理由の一つです。このようなホルモンバランスの変化が理由となって、冷えを感じやすくなることが考えられます。さらに、月経困難症やPMS(月経前症候群)が酷くなることもあります。

 

冷えを和らげる対策

心身共に悪影響を及ぼしがちな、生理前後の冷え。自宅で簡単にできる対策はあるのでしょうか?

 

 

1.お腹と腰を温める

保温性のある素材の下着を選ぶことで、特に冷えやすい部位を温かく保つことができます。生理用ショーツを履く場合は、モレやムレの防止に特化したものだけでなく、お腹や腰を保温してくれるものを選ぶのがおすすめです。
 
腹巻きを使う場合は、ウールや保温性のある合成素材を選びましょう。またカイロを併用して貼ることで、特に冷えやすい部分を温かく保つことが出来ます。
 
さらに、温かい飲み物を意識的に取り入れてみましょう。温かいお茶やスープなどを摂ると、体がお腹から温まりやすくなります。

 

 

2.生理中も湯ぶねにつかる

生理期間中であっても、可能であれば湯ぶねに浸かりましょう。
冷え改善はもちろん、温かいお湯が筋肉を緩め、生理痛を和らげてくれます。そしてリラックス効果から、生理中の不快感やイライラの緩和につながります。
このように冷えだけでなく、からだの様々な不調改善に繋がります。ただし、熱すぎるお湯や長すぎる入浴はかえって不調を悪化させてしまう可能性があるため、注意しましょう。

 

3.ゆったりした服を着る

締め付けの強い服を着ることは、血行の循環を妨げる理由のひとつとして挙げられます。更に、きつい服は腹部への圧迫感を増加させ、生理痛もひどくなる可能性があります。特に生理中はむくみやすいため、意識的にゆとりのある服を着て、リラックスした状態で過ごしましょう。

 

4.適度に身体を動かす

全身の血行が良くなり、末しょう部の手足や指先まで、血液や酸素が適切に届きます。これにより体が温まり、冷えの改善効果が期待できます。
また、運動することで筋肉が発熱し、代謝が活性化することで、体温が上昇します。
さらに運動は精神的なストレスを軽減してくれます。そのため、ストレスが理由となって引き起こされる血管収縮や体温の低下を和らげてくれます。
 
こうしたたくさんの理由から、運動は冷え改善にとても効果的です。
ストレッチやヨガ、軽いウォーキングなど、無理のない範囲でできる運動から始めてみましょう。

 

5.食事を見直す

肉、魚、大豆などはタンパク質や鉄分を多く含むためおすすめです。血液や女性ホルモンの生成を促してくれます。
反対に、砂糖を多く使ったお菓子は体温低下の理由となってしまいます。またカフェインには血管収縮作用があり、血流が悪くなってしまいます。こうした理由から、砂糖とカフェインは控えるようにしましょう。

 

生理中におすすめなアイテム

 

 モレとムレを防ぎつつ、体温を逃がさない機能性インナーショーツ「Angelite」がおすすめです。優れた透湿機能により、体内でかいた汗を放出し、ショーツ内の冷えを防ぎます。

更に高い防水機能も備わっていて、経血モレも防いでくれる為
生理中も安心して快適に過ごすことができます。

 

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まとめ 

冷えが原因で身体にも心にも大きな負担を与えてしまうことがあります。
まずは自宅で出来るセルフケアを試してみましょう。ただし、冷えが慢性的である場合や、他に健康上の問題がある場合は、早めに医師に相談して専門的なアドバイスを受けることが大切です。